大阪地検特捜部で起きた証拠改ざん・犯人隠避事件で、引責辞任した地検トップの検事正の後任に就いた北村道夫氏(58)が26日、大阪市福島区の大阪中之島合同庁舎で記者会見を開いた。北村検事正は「基本に忠実な捜査で信頼を回復したい」と語った。
北村検事正は東京出身で、1977年に任官。大阪高検と大阪地検を中心に異動・昇進する関西検察系ではなく、横浜地検次席検事や静岡地検検事正などを歴任。22日付で名古屋地検検事正から着任した。関西での勤務も初めてという。
会見では、厚生労働省元局長の無罪判決や改ざん事件に関する質問が相次いだ。北村検事正は「最高検の検証結果を待ちたい」などと述べるにとどまり、特捜部のあり方については「解体論があるのは承知している。私は特捜部経験がないが、取り扱う事件が他の部と違うだけで、検事としてやるべきことは変わらない」と語った。
一連の事件では特捜部の元主任検事が証拠隠滅罪、当時の特捜部長と副部長が犯人隠避罪で起訴され、懲戒処分を受けた小林敬検事正と当時の次席検事の玉井英章・大阪高検次席検事が辞職した。
0 件のコメント:
コメントを投稿